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生きる。


初めて観た生の舞台。
ものすごく感動して涙が止まらなかった。


こんなにも真っ向から人の心をぶち抜いた彼の演技に心を奪われ、
以前よりも一層、彼のことが好きになった。




だから、信じられなかった。
やせ細った体で記者会見を開いた彼の姿を。


信じたくなかった。
きっと、もう長くないだろう…嫌でもそう思わざるを得ないその風貌。


あんなにエネルギッシュで男気にあふれていた面影は
もはや鋭く前を見つめる眼光だけだった。



『夢は叶う、想いが強ければ』


… 叶わなかった。想いが弱かったんでしょうね。




歯を食いしばって、

額に汗を浮かべて、

零れた涙を親指でサッと拭って。



自分に厳しい人だから
自分自身に悔しくて歯痒くて
『いっそ殺してくれ‼︎』と叫びたいに違いない。



頑張ってる人に、もっと頑張れとは言えない。



頑張ってたつもりだけど、もっと頑張れって言われた。




頑張ってるよ、って思ったけど…
それは自分の物差し。
頑張ってるかどうかは他人の評価。

頑張った自分を褒めることも大切。
褒めたらまた前を向いて頑張る。
その、繰り返し。




努力は必ず報われる。
夢は叶う、想いが強ければ。

報われないのは、
努力が足らなかったから?


叶わなかったのは、
想いが弱かったから?




自分自身にはそのくらい厳しくていい。

でも、それだけじゃないはず。

報われないと思えた努力の先に見えたものが必ずある。

それは、努力した人にしか見えない何か。

薄っぺらい言葉なんていらない。
心から、魂から絞り出した言葉には命が宿る。


そう言う人間の眼差しには強さがある。

そんな人間になりたいと思った。


5月は、そんな大好きだったあの人が逝去した月。





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  1. 2016/05/24(火) 08:52:34|
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涙もろい。


日曜日に幕を閉じたバレーボール女子の五輪最終予選。
終わってみればアジア1位でリオへの切符を手に入れた。

オランダ戦の脅威の粘りは手に汗握り、
ベンチで選手を見守っているかのような感覚さえ覚えた。



一生懸命なものに弱い。
すぐに目頭が熱くなる。


ふと、頭に流れたメロディー。



なんだって精一杯やっていた君を
想うと何でだろう涙…こぼれる
倒れそうだって這いつくばってだって
泥んこになったって空を見上げて

なんだって頑張ってやっている姿を
見てると何でだろう胸が痛くなる
うまくいかなくたってなんとかなるさって
君のためならいつだって笑っていよう




初めて聞いたのは20年前。 にも関わらず、
ずっとサビを忘れずに歌えるのは この歌が、アタシの想いそのものだからだ。


一生懸命なものにはすべて、ドラマがある。
一生懸命だからこそ胸を打たれる。
まるで自分のことのように喜んだり泣いたり。




何てシアワセなんだろう。 そんな中で、アタシは生きている。



全力には全力で応えたい。
本気には本気で応えたい。



手を抜くな、妥協するな。
真剣に向き合った分だけ必ず返ってくる。
自分が感じてる以上に選手はもっと苦しんでる。




だから。
手を抜くな、妥協するな。
相手がどうとかじゃない。
自分が全力で、本気でなきゃ話にならない。


https://youtu.be/RV_P-ZbT_O8
  1. 2016/05/24(火) 07:50:16|
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餅は餅屋。

春の日差しは柔らかくて温かい。

桜の薄紅色、青空。
菜の花の黄色、遠くの山の残雪の白。
何もかもがキラキラして目に映る季節。


それでもやっぱりどこか寂寥感を感じてしまう春。
夕陽の光を浴びる桜を見て思い出した。


ひさかたの… なんちゃら、春の日に、花の散るらむ。



めちゃくちゃうろ覚え。
百人一首、覚えたくて調べていたのはもうかれこれひと昔以上前。


今時はスマホでちょちょちょい。
出てきた出てきた。


ひさかたの 光のどけき 春の日に
     静心なく 花の散るらむ



そうそう、これこれ。

穏やかな春の日に、なんでそんなに花びらは慌ただしく散ってしまうのか、静める心はないのか、といった唄。


咲いている桜にではなく、はらはらと舞う花びらにフォーカスしてるのが印象的だったんだ。


何となく寂寥感を感じるのは、ここなんだ。


『昔から、餅は餅屋って言ってな』
全然関係ないけど思い出した。


頭ではわかってる。
アタシは選手の怪我を治してあげることは出来ないし
痛みを代わってあげることももちろん出来ない。


自分の仕事に誇りもやりがいも責任も覚悟も持ってるつもり。


それでも感じることのある無力感。


治してあげられないからこそ、
代わってあげられないからこそ。

だからこそ、アタシが必要なんだと。
その想いだけは自惚れと言われても持っていたい。


来週から始まる2年めの『センセイ』。
情熱と愛情を持って学生にぶつかります!

  1. 2016/04/05(火) 19:34:30|
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『好き』ということ。


今年は旅立つコたちに手紙を書いた書いた(笑)

最後の手紙は昨年から2年続けて、
とはいうもののたった4回関わった城北ミニバスの6年生4人。


アタシにしたらすごいこと。
ほんのちょっとしたご縁から2年も続けて、しかも5年生、6年生って
小学生の中でも一番思い出に残るであろう年齢の時に関われて
今年行ったとき、彼らはアタシのこと覚えててくれた。

これってすごいこと。


スラムダンクの中で、心に強く残った名言は?
と言われれるとあれやこれやと頭の中をいろんなセリフが思い起こされるが…

アタシの中では何と言っても
『バスケットはお好きですか?』



の一言。

この一言ってめちゃくちゃ深いと思う。


『好き』って、簡単じゃない。


『好き』って楽しいことだけじゃない。
ツラいことも苦しいことも、きっとやめたくなることだってある。
でも『好き』だったらきっとやめられないし
ツラくても苦しくてもきっと歯食い縛ってやりきるんだろうな。

それが『好き』ってこと。


好きだから妥協も出来ない。
その覚悟があるのなら好きなことを仕事にしたらいい。



ツラさも苦しさも、『好き』だからこそ感じること。
好きじゃなかったらきっとツラいとか苦しいとか感じない。



そうか、アタシはラグビー『好き』なんだ。
『楽しい』って感じたことはあまりない。
でもうまくなりたい、トレーニングしなきゃ…って思うのは好きだからなんだ、きっと。



中学校に進んでバスケを続けるであろう4人。
どうかバスケの楽しさを教えてくれたコーチ陣、どんな時も応援してくれる両親、
一緒にバスケをしてきた仲間たち…

全てに感謝を忘れず(今は分からなかったとしても)
バスケを好きでい続けてほしい…それがアタシの願いです。


城北ミニバス






  1. 2016/03/18(金) 19:49:36|
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それも、また。


意地の勝利―…。

その言葉すら皮肉に聞こえてしまう。


サッカー女子・リオデジャネイロ五輪アジア最終予選。
リオ五輪への出場権は消滅した日本の最終戦となったVS.北朝鮮。
アウェーながら1-0と辛勝。
最後までプライドを捨てなかった彼女たちの最後の勝利だ。


勝てば官軍、とは言ったもの。
ここまで酷評されなければならないものなのか…と思ってしまうほど
メディアはこぞって書き立てる。

澤ロス、不協和音、世代交代失敗…。

勝てばもてはやされ、負ければ酷評され。
今大会のなでしこの記事を見ると切なくなる。

きっと勝利の影でも多かれ少なかれ同じようなことは起こっていたはず。
『勝っていたから』気にならなかっただけ、我慢出来ただけ。
それが負けだすと些細なことにもピリピリしはじめる。
もっとも本人は気づいてなかったりするけど…

一人でやれるものでも、その舞台までこれたのも一人の力じゃないのに。
試合に出る意味、ピッチに立つ意味、ユニフォームに袖を通す意味…

一方通行のまま勝ってもその勝利には意味がない。
一方通行のまま戦いに臨んでいいわけがない。

チームってやつは生き物なんだ。



アタシになんか図り知ることなんて到底出来ないと思うけれど、
アタシには大儀見の想いも宮間の想いもわかるつもり。

そのほかの選手の想いも、監督の想いも。

きっと『誰か』が悪いんじゃない。
悪いとすればそれは関わっている全員。スタッフも含めて。


たった一つのボールを奪い合って繋いで得点を取る。
相手を仲間を思い遣る心なくしてどこに勝利があるんだ。
思いやりは決して目に見えた優しさだけではない。

時には厳しい言葉もその陰に愛があることが伝わるような環境づくりを
日ごろからしていなければその言葉は刃にしかならない。
突き刺さった傷から不信感や不満が心を蝕んでいく。


生きているから難しい。。
育ってきた環境も練習環境もその競技に対する思い入れすらも、
10人いれば10通りあるはず。


だからこそわかりあう努力をしなければならない。
自分のことを理解して欲しかったら相手を許して全て受け入れなければ。
それくらいの度量は必要だろう。


一方通行で許されるのは実害のない妄想の世界だけの片想い。
片想いを抱えた選手ばかりのチームは、チームとして成立しない。

1.jpg


通過点に過ぎない。『今』変わらなければ未来はない。
今以上にもっともっとなでしこを目指す少女たちが憧れてやまないチームになって
きっとまた世界の頂点に立つ日が来ると信じて応援したい。



  1. 2016/03/10(木) 08:07:57|
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